Pertronix IGNITOR 配線図
ノーマル点火・4〜6気筒車・3Ωコイルの場合

この配線図は内部抵抗3Ω前後のコイル(Flamethrower40000Vコイル、Boschスポーツコイル等)を使用する場合の配線図です。外部抵抗を使用する国産車の場合はこちらを、8気筒車の場合はこちらをご覧下さい。叉、MSD等のアメリカ製のハイパワーコイルやワコーテクニカルのCDI用コイル等、内部抵抗の低いコイルは外部抵抗を使用しても抵抗値の合計は3Ωに満たないので使用出来ません。くわしくはこちらをご覧下さい。
  1. 安全の為、バッテリーのマイナス側の配線を外してから作業して下さい。
  2. 間違った配線状態で通電させますとモジュールは一瞬で破損します。慎重に作業して下さい。
  3. IGNITORの赤コードとコイルのプラス端子をイグニッションスイッチラインに繋ぎます。
  4. 今迄ポイントとコイルのマイナス端子を繋いでいた信号線を撤去するか、撤去しない場合は接続を外し両端をビニールテープで絶縁します。
  5. IGNITORの黒コードをコイルのマイナス端子に繋ぎます。
  6. エンジンがかかったらタイミングライトを使用し点火タイミングを調整して下さい。
  7. その他お薦めポイントとしてアースラインの強化があります。デスビ内部IGNITORベースプレートからバッテリーマイナス端子まで直接アース線を引かれる事をお薦めします。別段太い線である必用はありません。旧車の場合あちこちにアース不良が起こる可能性が非常に高く、アース不良からなるわずかな抵抗値も高速スイッチングを行う半導体部品にはダメージとなることが多々あります。いわゆるアーシングキットを取付けてもデスビ内部にはまったく意味がありませんので、IGNITORお買い上げのお客様には出来る限りこの処理を行って頂きたいとお願いしております。
  • 使用するプラグコードには十分お気をつけ下さい。旧車の当時の純正プラグコードや永井電子のウルトラシリコンプラグコードなどは芯線に金属線を使用しており、スパークに伴う輻射ノイズを発します。このノイズはポイントレスキットのような半導体製品に大変悪影響を及ぼし壊してしまう為、ポイントレスキットと併用しますと保証対象外となります。ノイズ対策(RFIサプレッション)のしっかりした、スパイラルコアのプラグコードをご使用下さい。当店扱いのFlame thrower MAG X2 スパークプラグコード、テイラー社、MSD社、国産ですとNGK社のプラグコードが安心です。
  • エンジンをかけずに電源を入れたままの時間が長く続くと一次電流が流れ続け、IGNITORは発熱〜焼損します。この場合メーカー保証対象外となりますのでので十分御注意下さい。イグニッションオンのまま整備・点検される場合やエンジンをかけずにカーオーディオを聞く等の場合は必ずIGNITOR〜コイル間の配線を外すか、IGNITORの電源(赤コード)を外して下さい。叉、暖機運転中等の不意なエンジンストールによる電源の入りっぱなしにもご注意下さい。詳しくはこちらをご覧下さい。
  • デスビやエンジンまわりに錆びや汚れがありますとアース不良の可能性があり、半導体製品であるIGNITORの故障の原因となります。以下のリンクの方法でアース不良を改善されますことを強くお薦め致します。
    http://meu1.com/earth/earthkaizen.html

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