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デスビ廻りのアース不良の改善

生産から30年以上経ったお車にはアース不良が起こっていても何も不思議はありません。アース不良が起こっておりますと半導体製品であるポイントレスキットやCDIなどには大変大きな影響を及ぼしますので確認し、対策を行うべきポイントです。

しかし不良個所を地道に探すのはなかなか骨の折れる作業で、電気に明るくない方であれば尚更暗闇の中を手探りで歩くような気持ちでしょう。まずお車の走行の生命線である点火系まわりだけでもアース不良を解消します。簡単に言いますとIGNITORのベースプレートからバッテリーマイナス端子まで完全に抵抗値0.0Ωでアースコードを引くということです。デスビに線を貫通出来る穴があれば何も難しいことはなくベースプレートにアースコード片方の端子を接続しもう一方の端子をバッテリーのマイナス端子まで直接引きます。ですが通常のデスビはあまり余分な穴などは開いていない場合が多いので、以下の方法で完全なアース経路を作ります。何万円も無駄にお金をかけるアーシングキットよりはるかに簡単安上がりで確実です。

IGNITORを設置される際には必ず設置して戴きたいアースコードですが、IGNITORベースプレートとバッテリーマイナス端子館の抵抗値を「デジタルテスター」で測定し0.0Ωを表示した場合はこの施工は必用ではありません。0.2Ω以上を示した場合はアース経路のどこかにアース不良が存在しておりますので施工が必用です。アナログテスターではこの微少な数値を表示出来ませんので測定出来ません。

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大変経年を感じる汚れたデスビです。デスビだけでなく車輌全体がこのように汚れており、エンジンルームも車体もかなりの錆や電触が存在すると予想出来ます。こうしたデスビが当店に持ち込まれた場合、必ずアース不良対策を行っております。






デスビキャップを留める為のクランプ部です。クランプを本体に留めているネジ、これを新品の長いネジに交換します。国産車では殆どがM4サイズのネジです。





この新品のネジを媒介に、デスビ内部のアースを外部に通電させます。その為最終的にはこの写真のようにこのネジにコードを繋げ、バッテリーマイナス端子まで直接引っ張ってしまいます。作業の段取り的に最初にここに線を繋げてしまった方がよいので、まずはアースコードの長さを決めず、片側だけに端子をつけてこのようにデスビ側のクランプネジに接続して締めておきます。





デスビ内部です。先ほどの新しいクランプネジの内部側にやはり新品のナットを使ってアースコードを留め、アースコードの反対側をIgnitorのベースプレートに接続します。デスビ自体やポイント台座に接続しては意味がなく、あくまでもIgnitorのアースを直接外に取り出せるようにすることが肝心です。写真のアースコードは線を編み込んだPertronix社のアースコードですが、普通の電気コードでも十分、何も問題ありません。






こうしてIgnitorのアースを抵抗値完全ゼロオームで外部に取り出せるようになりました。クランプネジ外側に留めているコードは勿論バッテリーマイナス端子まで直接引いて接続します。このコードは親の敵のように太いものを使う必用はまったくなく2.0mm sqもあれば十分です。要点はクランプネジとナットを新品のもので導通させることで、これらを介して電流はバッテリーマイナスまで戻って行きます。なのでここでケチって古いネジを使用し電気的劣化が生じますとまったく無意味になります。

これはポイント車で行っても非常に有益で、コイルや外部抵抗器などの端子を全て完全ゼロオームになるように新品に付け替えたり磨いたりすれば、エンジンのトルク感が変るかもしれません。お試し下さい。