Pertronix IGNITOR 配線図
8気筒車・ブラスターコイルの場合

この配線はV8アメリカ車などにMSD BLASTER 2 COIL 等の抵抗値の低いコイルと外部抵抗(バラストレジスター)を使用する車両の配線図です。6気筒以下の車輌にはこの配線は適用外ですので絶対に行わないで下さい。Flamethrower40000Vコイル(1.5Ω)を使用するV8車の場合はこちらをご覧下さい。尚、ブラスターシリーズの他のコイルの場合、一次側抵抗値が0.6Ωを下回ると抵抗値抵抗器との合計でも1.5Ωに満たなければ使用出来ません。最初は問題なく走りますが、過電流を流し続けて使用しますといずれ必ず壊れます。くわしくはこちらをご覧下さい。
  1. Ignitorをデスビにインストールした際にデスビから外したポイントの信号線の先端をビニールテープを巻いて確実に絶縁して下さい。
  2. IGNITORの赤コードをイグニッションスイッチライン(通常は外部抵抗器の上流側端子)に繋ぎます。
  3. IGNITORの黒コードをコイルのマイナス端子につなげます。
  4. 稀にコイルのマイナス端子からコンデンサーが繋がっている車輌があります。その場合コンデンサーへの配線を外して下さい。
  5. 外した配線や端子は確実にビニールテープで巻いて絶縁してください。
  6. エンジンがかかったら点火タイミングを調整して下さい。
  7. その他お薦めポイントとしてアースラインの強化があります。デスビ内部IGNITORベースプレートからバッテリーマイナス端子まで直接アース線を引かれる事をお薦めします。別段太い線である必用はありません。旧車の場合あちこちにアース不良が起こる可能性が非常に高く、アース不良からなるわずかな抵抗値も高速スイッチングを行う半導体部品にはダメージとなることが多々あります。いわゆるアーシングキットを取付けてもデスビ内部にはまったく意味がありませんので、IGNITORお買い上げのお客様には出来る限りこの処理を行って頂きたいとお願いしております。







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