JM4 配線図

この配線図はミューワンオートラボオリジナルポイントレスキット・JM4の配線図です。イグニッションコイルは一次側抵抗値1.5Ω以上のものであれば殆どのコイルが使用可能ですが、生産から30年以上も経過した純正コイルは明らかに性能が劣化しておりますのでなるべく新調して下さい。抵抗値が1.5Ωに満たないコイルの場合は外部抵抗器を接続して1.5Ωを超えるようにしてお使い下さい。この場合の配線図はこちら
  1. ポイントレスキットの赤コードとイグニッションコイルのプラス端子をイグニッションスイッチラインに繋ぎます。
  2. 今迄ポイントとイグニッションコイルのマイナス端子を繋いでいた信号線を撤去するか、撤去しない場合は接続を外し両端をビニールテープで絶縁します。
  3. ポイントレスキットの黒コードをイグニッションコイルのマイナス端子に繋ぎます。
  4. デンソーGTコイルの場合もB端子は使用せず、プラス端子・マイナス端子を使って接続します。この場合一次側抵抗値は約1.8オームとなります。(プラス端子の変わりにB端子を使用しますと、別段問題はありませんが約0.7オームの内蔵抵抗器が接続されますので一次側抵抗値が約2.5オームとなります。)
  5. エンジンがかかったら点火タイミングを調整して下さい。
  6. その他お薦めポイントとしてアースラインの強化があります。デスビ内部ポイントレスキットベースプレートからバッテリーマイナス端子まで直接アース線を引かれる事をお薦めします。別段太い線である必用はありません。旧車の場合あちこちにアース不良が起こる可能性が非常に高く、アース不良からなるわずかな抵抗値も高速スイッチングを行う半導体部品にはダメージとなることが多々あります。いわゆるアーシングキットを取付けてもデスビ内部にはまったく意味がありませんので、ポイントレスキットお買い上げのお客様には出来る限りこの処理を行って頂きたいとお願いしております。以下のリンクの方法でアース不良を改善されますことを強くお薦め致します。
    http://meu1.com/earth/earthkaizen.html
  • 安全の為、バッテリーのマイナス側の配線を外してから作業して下さい。
  • 使用するプラグコードには十分お気をつけ下さい。旧車の当時の純正プラグコードや永井電子のウルトラシリコンプラグコードなどは芯線に金属線を使用しており、スパークに伴う輻射ノイズを発します。このノイズはポイントレスキットのような半導体製品に大変悪影響を及ぼし壊してしまう為、ポイントレスキットと併用しますと保証対象外となります。ノイズ対策(RFIサプレッション)のしっかりした、スパイラルコアのプラグコードをご使用下さい。当店扱いのFlame thrower MAG X2 スパークプラグコード、テイラー社、MSD社、国産ですとNGK社のプラグコードが安心です。
  • JM4の場合、エンジンをかけずにスイッチオンで放置してもIgnitorが焼き付くことはありません。
  • 車種によっては配線コードが短かったり長すぎたりする事がございますが、お乗りの車輌にあわせてコードを延長・切断して下さい。延長する際にはポイントレスキットのコードより細いコードはお使いにならないようご注意下さい。

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