Pertronix IGNITOR配線図  デンソーGTコイル・ルノー4 FEMSAデスビの場合



この配線図はルノー4 FEMSAデスビにデンソーGTコイルを使用する場合の配線図です。特殊なケースですので他の車種ではまったく応用出来ません。

  1. 安全の為、バッテリーのマイナス側の配線を外してから作業して下さい。
  2. IGNITORの赤コードとイグニッション電源ラインをコイルのB端子に繋ぎます。
  3. IGNITORの黒コードをコイルのマイナス端子に繋ぎます。
  4. エンジンがかかったら点火タイミングを調整して下さい。
  5. 走行してみて高回転で点火能力が不足する場合、B端子に繋げたコードをすべてプラス端子に繋ぎ直して見て下さい。これで症状が改善されれば良いのですが、改善されない場合原因は他の箇所にありますので、速やかに配線をB端子に戻して下さい。
  6. その他お薦めポイントとしてアースラインの強化があります。デスビ内部IGNITORベースプレートからバッテリーマイナス端子まで直接アース線を引かれる事をお薦めします。別段太い線である必用はありません。旧車の場合あちこちにアース不良が起こる可能性が非常に高く、アース不良からなるわずかな抵抗値も高速スイッチングを行う半導体部品にはダメージとなることが多々あります。いわゆるアーシングキットを取付けてもデスビ内部にはまったく意味がありませんので、IGNITORお買い上げのお客様には出来る限りこの処理を行って頂きたいとお願いしております。