Pertronix IGNITOR 配線図
永井電子8900ハイパーイグニッションシステム
この配線図はPertronix IGNITORを永井電子8900、8910ハイパーイグニッションシステムに接続する場合の配線図です。
- IGNITORの赤コードとハイパーイグニッションシステムをイグニッションスイッチラインに繋ぎます。
- 今迄ポイントとコイルのマイナス端子を繋いでいた信号線を撤去するか、撤去しない場合は接続を外し両端をビニールテープで絶縁します。
- IGNITORの黒コードをハイパーイグニッションシステムの青コードに繋ぎます。
- エンジンがかかったら必ずタイミングライトで点火タイミングを調整して下さい。
- その他お薦めポイントとしてアースラインの強化があります。デスビ内部IGNITORベースプレートからバッテリーマイナス端子まで直接アース線を引かれる事をお薦めします。別段太い線である必用はありません。旧車の場合あちこちにアース不良が起こる可能性が非常に高く、アース不良からなるわずかな抵抗値も高速スイッチングを行う半導体部品にはダメージとなることが多々あります。いわゆるアーシングキットを取付けてもデスビ内部にはまったく意味がありませんので、IGNITORお買い上げのお客様には出来る限りこの処理を行って頂きたいとお願いしております。
- 安全の為、バッテリーのマイナス側の配線を外してから作業して下さい。
- 使用するプラグコードには十分お気をつけ下さい。旧車の当時の純正プラグコードや永井電子のウルトラシリコンプラグコードなどは芯線に金属線を使用しており、スパークに伴う輻射ノイズを発します。このノイズはポイントレスキットのような半導体製品に大変悪影響を及ぼし壊してしまう為、ポイントレスキットと併用しますと保証対象外となります。ノイズ対策(RFIサプレッション)のしっかりした、スパイラルコアのプラグコードをご使用下さい。当店扱いのFlame thrower MAG X2 スパークプラグコード、テイラー社、MSD社、国産ですとNGK社のプラグコードが安心です。
- このシステムの場合、エンジンをかけずにスイッチオンで放置してもIgnitorが焼き付くことはありません。
- デスビやエンジンまわりに錆びや汚れがありますとアース不良の可能性があり、半導体製品であるIGNITORの故障の原因となります。以下のリンクの方法でアース不良を改善されますことを強くお薦め致します。
http://meu1.com/earth/earthkaizen.html
トップページへ戻る