IGNITOR 1741・1761・日産4〜6気筒デスビ 取り付け手順
取り付けに際してのご注意
- この取り付け手順はデスビを車両から外した状態で行っていますが、勿論車両に着けた状態で作業して頂いて構いません。デスビを外す場合は一番シリンダーが圧縮上死点にある位置で外すのが基本です。
- 安全の為、バッテリーの接続を外した状態で作業しましょう。
- IGNITORを装着した場合、イグニッションオンにしたままエンジンをかけずに放置しますと、コイルの一次側電流がIGNITOR本体に流れ続け、発熱〜焼損します。この場合メーカー保証の対象外となります。エンジンをかけずにカーステレオを聞いたり、暖機運転中の不意のエンスト等で起こり得ます。十分ご注意下さい。尚、IGNITOR II はイグニッションオンで放置しましても問題ありません。
- Ignitorモジュールに貼ってある白いシールを紛失しますと万が一故障した際にメーカー保証を受けられなくなります。ご注意下さい。
- マグネットスリーブに巻いてある緑のテーピングは絶対に剥がさないで下さい。
※画像をクリックすると拡大します
1,デスビキャップ、デスビローターを外すとポイントと配線が見えます。これらを外します。
2,ポイント、コンデンサー、アースコードも外します。
3,ポイント線がつながっていた端子も外します。
4,すると穴が開きます。ここには後でIGNITORの配線を通します。
5,ベースプレートを設置します。ポイントを固定していたネジ穴に付属の皿ネジを使ってベースプレートをネジ止めします。(青い丸で囲んだ部分が干渉する場合、写真のようにサンダー等で削り落とす必用がございます)
もう一つ少しサイズの小さいネジ穴がありますのでこのネジ穴に何でもいいのでコードを一本接続し、もう一方をバッテリーマイナスに接続し、IGNITORベースプレートとバッテリーマイナスが完全に0.0Ωで接続される「アースコード」を作ります。元来シンプルで丈夫なIGNITORが故障してしまうという場合、2大原因はこの「アース不良」と「金属芯線のプラグコード(ソリッドコアコード)による輻射ノイズ」ですので、アースコードを設置すること、金属芯線のプラグコードを使用しないこと、この2点は必ずお守り下さい。
6,ベースプレートが設置できたら端子を外した穴から配線を出します。ゴムのグロメットが隙間なくはまるように。
7,次にシャフト上のカムにグネットスリーブを挿入します。カム山とスリーブの内径の形をよく見てあわせ、深くしっかりさしこんで下さい。スリーブを差し込んだ上からローターを差し込んでみましょう。ローターが下までしっかり入れば正解ですが深く入れようと上から叩き過ぎで上面が抜けてしまわないようにお気をつけ下さい。大事な事なのでもう一度書きますが、マグネットスリーブに巻いてある緑のテーピングは絶対に剥がさないで下さい。
8,ローター(カバー付きのものはカバーも)をはめて完成。
あとはキャップをかぶせ、配線をつなげます。配線は十分な余裕をもって、ローターやバキューム進角装置等に干渉しない位置に這わせて下さい。叉、十分な長さをとったつもりでも配線を繋げる際にひっぱってしまいますとデスビ内部で短くなり、ローターに干渉してしまいます。配線がローターに絡みついて切れてしまった場合、当然ながらメーカー保証の対象外となります。十分お気をつけ下さい。
エンジンがかかったらタイミングライトを使って点火タイミングを調整しましょう。
配線図はこちら。
トップページへ戻る