スバル360/R2用IGNITOR・SBR-3お取り付け手順


※デスビを車両に搭載したまま取り付け作業を行う場合は必ずバッテリーのマイナスケーブルを外して行いましょう。
※デスビを車両から外す場合にはクランクプーリーの切り欠きを見て1番をTDC(圧縮上死点)位置にあわせて外すのが基本です。


デスビキャップ、ローターを外すとポイントが見えます。






ポイント、コンデンサー、ステーショナリープレート(ポイントがついていた台座)、配線取り出しカプラー等、すべて取り払ってしまいます。





下の写真の角度でIGNITORプレートをなんとなくあてがってみます。





IGNITORプレートを取付ける前にアースコードの準備をします。なんでもいので電線を一本用意(長さはバッテリーに届く長さ)し、一方に端子をつけておきます。
コンデンサーと一体になったクランプホルダーをIGNITORプレートのネジ穴に共締めする形でネジを止めますが、この時同封の「新品のネジ」を使用し、クランプの外側にアースコードの端子がネジの頭と接触するように共締めしてネジを締めます。このアースコードの反対側の端子をバッテリーのマイナス端子に繋げ、IGNITORのベースプレートとバッテリーマイナス端子が完全に0オームで接続されるように設置します。 (コンデンサーは物理的に取り付けますが配線は繋げずに電気的には無効にします。)






このネジを締める際に一点ご注意を。ネジは時計回りに回すことで締められていきます。が、時計回りにしめていくと、IGNITORベースプレートも時計回りに回ろうとし、少し動いてしまいます。ベースプレート上にはIGNITORモジュールが載っていますが、時計回りにベースが回るとモジュールがディストリビューターシャフトから離れてしまいます。IGNITORモジュールを正しく機能させる為にはなるべくシャフトに近い方が好ましいので、ネジを締め込む際にはベースプレートが動いてしまわないよう、プレートの端(締め込み時に浮き上がってくる側)を押さえつけながら締めて下さい。

反対側のクランプホルダーは付属のナットを内側にあて、ネジ止めします。






こんな感じになります。






付属のゴム製のグロメットを溝にはめこみ、配線をこれに通してデスビ本体から出します。配線がデスビシャフトに絶対に干渉しないようご注意下さい。






ローターを付けて完成です。このキットはカムの起伏をセンサーが直接読んで行くタイプのモジュールですのでマグネットスリーブは使用しません




配線図はこちら

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