IGNITOR SNT-3 取り付け手順


取り付けに際してのご注意

  • この取り付け手順はデスビを車両から外した状態で行っていますが、勿論車両に着けた状態で作業して頂いて構いません。デスビを外す場合は一番シリンダーが圧縮上死点にある位置で外すのが基本です。
  • 安全の為、バッテリーの接続を外した状態で作業しましょう。
  • IGNITORを装着した場合、イグニッションオンにしたままエンジンをかけずに 放置しますと、コイルの一次側電流がIGNITOR本体に流れ続け、発熱〜焼損します。この場合メーカー保証の対象外となります。エンジンをかけずにカー ステレオを聞いたり、暖機運転中の不意のエンスト等で起こり得ます。十分ご注意下さい。尚、IGNITOR II はイグニッションオンで放置しましても問題ありません。
  • Ignitorモジュールに貼ってある白いシールを紛失しますと万が一故障した際にメーカー保証を受けられなくなります。ご注意下さい。



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デスビキャップ、デスビローターを外すとポイント・コンデンサー・配線が見えます。これら全てをを外します。
ポイント、コンデンサー、アースコード、グロメット全て外します。
ポイントを止めていたネジを使ってIGNITORをポイント跡にネジ留めします。この時、配線ガイドとアースコードを共締めすることをお忘れなく。配線は回転するローターに絶対に干渉しないように、IGNITORモジュールの背後を通します。写真をよくご覧頂くと、配線を外側にむけて捻っているのが見えます。これにより配線が上向きに浮き上がってローターに干渉することを防ぎます。

尚、ネジを止める際、まず緩く仮留め状態にしておきます。この時Ignitorベースプレートのネジ穴径とネジの太さとの関係で若干ベースプレートに動く余裕がある場合、Ignitorモジュールを時計回り方向に寄せながらネジを締めて下さい。
アースコードを共締めしている様子です。アースコードはデスビに元々ついていたものでも基本的には大丈夫なのですが、可能であればIGNITORベースプレートからバッテリーマイナス端子まで一本のアースコードで直接繋がるように引いて頂けますとアース不良対策となりますので強くお薦めいたします。ローター、キャップを被せて完成です。
あとはローターとキャップを取付け、配線をつなげます。

エンジンがかかったら点火タイミングを調整しましょう。IGNITORは少し進角気味のほうが調子がいいようです。


配線図はこちら

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